参加者:大谷、K藤、T見
3月にしては寒い中、少し遠出して武蔵野うどん遠征を行いました。 春休みで時間もあるので、今回は2軒回ります。
1軒目:きくや食堂(武蔵大和)
気のいいおばさま4人が営む、武蔵野うどんの中でも古参のお店です。 来ているお客さんも地元の方ばかりでした。
肉汁うどんLL(650円)。 この店のうどんの単位はなぜか「L」です。L1つにつき小さい塊が3つ分で、Lを1つ足すごとに50円追加となります。 お店では普通に3Lとか4Lとかの注文が飛び交っていました。みなさんよく食べますね・・・
麺は細めですが、意外と田舎うどんらしい硬さがありました。2軒目に行く予定がなければ3Lくらいは頼んでもよかったかもしれません。 つゆは甘さが控えめで塩分の効いた、なかなか濃い味でした。 このつゆは人によって好みにストライクするようで、同行した部員は全部飲み干していたようです。
うどん以外でこの店で印象に残ったのは、扉を開けて顔をのぞかせた地元の奥さんが「4L、弁当で!」と言ってきたこと。 持ち帰り!?そういうのもあるのか。
2軒目:茂七(東大和市)きくや食堂を後にし、バスに乗って20分ほど。 2軒目のお店に到着です。
ご夫婦が2人で営む、小さなうどん屋です。 席数は10席もなく、扉のすぐそばまで椅子が張り出すような、こじんまりとした空間です。
肉汁うどん(並)700円。これで並です。 このお店の麺はとにかく太い。並でも300~400gはあります。 一本一本をしっかりと噛みしめて、やっと麺の中心まで歯が通るような感じです。 うどんの味、そして小麦粉本来の味を存分に味わうことができます。
そしてこのお店の隠れた個性が、これまた大盛りの大根おろしです。 このお店は厨房に仕切りがないので、調理の様子が席からよく見えるのですが、 ちょうどご主人が気合を入れて1/3本分くらいの大根を豪快にすりおろしていました。 これをつゆに入れると、脂分が薄まってさっぱりした味になります。 これだけたくさんあれば、好みで入れたいだけ入れられますね。
今回は2店合わせてかなりのボリュームがありました。 茂七のご主人には「武蔵野うどんはもうこりごりかい?」と言われましたが・・・ まさかそんな。また食べに行きますよ!
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