文: 大谷直也 ついに、この時がやってきました。 うどん料理の最高峰「うどんすき」を、うどん部がいただきます。 うどんすきとは、野菜・豆腐・練り物・きのこ・海老・貝・・・などの上質な具材をうどんとともに煮込んだ、いわばうどん鍋です。 懐石の一部として出されることが多く、高い店では一人前4000円以上、安くても2000円以下なんてほぼありえないような高級料理です。 もちろん、食べるのは初めて。ずっと心惹かれていましたが、個人だとちょっと・・・と思っていたので、うどん部として行くことにしたのです。 今回は神楽坂の「鳥茶屋」というお店に行くことにしました。 ランチで単品にすることで、なんとか一人前1550円に抑えることができました。 まだちょっと高い気もしますが、まあ、飲み会に行ったと思えばいいんです。 当日は全部で7人の部員が集まりました。高いから誰も来ないかも・・・と心配していたので一安心です。 鳥茶屋は神楽坂の路地裏にあります。階段状の道を登っていくと、純和風の建物が。 中に入ると、お座敷に通されました。この時点で部員たちはちょっと気圧され気味。 これがうどんすきです。3~4人前くらいが一つの大鍋に入ってます。 予想外の具の多さに一同びっくり。うどんが見えません。 さて、うどんはというと、 極太でした。しかも長いです。(これの5倍くらいの長さがありました) これはお腹にたまりそうですね。 一度にたくさんの量が煮込まれていることもあってか、具材からいいだしが出ていました。 それが太いうどんの中にまで染み込んで・・・鍋のシメを最初から食べているかのような喜びを感じました。 この後は、無料でデザートのシャーベットがつきました。 単品で足りるかな?とも思っていましたが、だいたいの人は満腹になったようです。 今回はいつもより価格帯が高めでしたが、新たなうどんの世界を広げられたと思っています。 ただ、こんな遠征ばかりだとさすがに財布が持たないので、次のうどんすきはまた来年ということで・・・ |