文: 加藤集平 今回の遠征では、うどん部として3店目の武蔵野うどんのお店を訪れました。 讃岐うどんがうどん界を席巻する中、武蔵野うどんはその発祥の地・関東で地味に広がっています。 自由通路開通1周年のJR大塚駅のほど近く… こちらがお店です。まっさらです。 字体と色使いが、何かと丸亀製麺に似た雰囲気。 中へ入ると、席はテーブル12席+カウンター10席=22席。1つ1つの席幅はやや狭めです。 メニューは、一番推しの肉汁うどんをはじめ、つけ麺が主流。 この傾向は、他の武蔵野うどんのお店と同じです。 並盛、中盛、大盛の値段は同一です。うどん屋さんでは普通量によって値段が違うところを、珍しいです。 いわゆる(ラーメンの仲間の)つけ麺を意識したのでしょうか。 この文章を書いている加藤、そしてO川は野菜天付うどん 大盛(780円)、大谷はきのこ汁うどん 大盛(680円)、M田はぶっかけ揚げ餅入り 並盛(700円)を注文。 大量に作り置きはしていないのか、10分ほど待ってうどんが運ばれて来ました。 (野菜天付うどん 大盛) (ぶっかけ揚げ餅入り 並盛) (肉汁うどんの写真は撮り忘れてました…ごめんなさい) まず麺ですが、太さは4mm程度、やや固めで密度の高い、濃い感触の麺です。どっしりと構えている感じです。 讃岐うどんで固めの麺というと、もっと暴れたような感じがしますが、こちらの麺には落ち着きを感じます。 (もっとも讃岐うどんでは最近、しなやかな麺が多くなっているようです)。 舌触りは若干つるつるめ。 だしはオーソドックスに昆布、削り節、いりこからとったものですが、かなり濃く、甘い方です。 個人的にはあまり好みではありませんが、密度の高い、濃い感触の麺に合っていると思います。 メニューにはありませんが、辛めの焼酎なんか相性がいいかもしれません。 テーブルには七味、黒七味、辛味(唐辛子?)が置いてあります。 こういう辛味調味料は、甘いだしに入れるといいんでしょうか。 今回は地元・関東のうどん、武蔵野うどんを食べてきました。 讃岐うどんのそれとはちょっと違ううどんを、皆さんもいかがでしょうか。 |