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富士吉田遠征 初日

文: 大谷直也

夏の香川遠征に行けなかった悔しさをどこにぶつけようか、と思っていたところ、「東京のすぐ近くに香川に負けないうどんの町がある」という話を聞き、12月3~4日に、うどん部を代表して(?)乗り込んできました。
 
行った先は山梨県富士吉田市。富士登山の玄関口でもあります。
ここには「吉田うどん」という独自のうどん文化が発達していました。
 

市では富士急ハイランドに負けない呼び物にしようと積極的にPRしています。
市内には公認されているだけで64軒の吉田のうどん店があるそうです。富士のきれいな水がうどんをおいしくするのでしょうか。
 
吉田のうどんの大きな特徴は、「太めの麺」「キャベツ入り」「すりだね」の3つです。「きんぴらごぼう」入りのものもよくあります。
本来は「馬肉」も条件ですが、これは値段が上がるせいか入ってないところも多いです。
また、つゆは「味噌と醤油のブレンド」が一般的で、店によっては「醤油ベース」「味噌ベース」もあります。
 
<1軒目>桜井うどん
 
あついの 350円
 
この店はキャベツうどん元祖の店で、メニューは「つめたいの」と「あついの」の2種のみ。
コシの強い硬めの麺と、しんなりしたキャベツがよく合います。だしも味噌と醤油のブレンドが絶妙でした。
ここを最初にしたのは大正解でした。


「すりだね」は辛みだしのことです。店によって味が違いますが、手加減なく辛いです。
 
<2軒目>栄屋
 
肉玉うどん 350円
 
6畳くらいしかない狭い店。その分値段は非常に良心的です。
こういう店に当たると、ご当地うどんを食べに来てるんだなーと実感できます。
 
 
吉田のうどんには、ラーメン同様「替玉」のシステムがある店も多いです。
ここではなんと1玉50円でした。
 
昼時が過ぎたので、レーダードーム館などを回って過ごします。
(この時、デジカメが壊れました・・・。以下の写真は携帯で撮ったので若干画質が粗いかもしれません)
 
<3軒目>ふじや
 
ふじやうどん 580円
 
この店のうどんは「純田舎風」がコンセプトです。キャベツ・きんぴらがあるうえ、肉はちゃんと馬肉。他にもいろいろ乗っています。
しかしなんといっても特徴的なのは、麺の色が濃く、とにかく太め・硬めなこと。
 
分かりづらいですが、麺に茶色や黒の粉が混じっています。しっかりした小麦粉の味が楽しめます。
 
時間が中途半端で他にお客さんがいなかったためか、ここの店主の方がいろいろうんちくを教えてくださいました。
  • キャベツはビタミンUが多く、硬い麺の消化を助けるために入っている
  • 吉田のうどんは讃岐うどんなどに比べ製粉の度合いが少なく、より殻に近い部分まで使っている
  • 灰分率(粉の硬さの指標)は讃岐うどんが25~35なのに対し、ふじやはなんと55(今まで食べたうどんの中で一番硬かったです)
  • 最近は富士吉田でも、若者を意識して、讃岐うどんに近いような白くやわらかめの麺を出す店が増えている
  • 白いのに硬い麺は食塩を足して硬さを出している(讃岐うどんもそうですね)
などなど
讃岐のうどん学校で修業をされた経験がおありで、香川遠征を熱心に勧めてくださいました。次こそ行けるといいですね。
 
自分はこういう硬ーい麺も好きです。昔のうどんを今に伝える貴重なお店だと思います。
(店主さん、いろいろと教えていただき、ありがとうございました!)
 
<4軒目>べんけい
 
吉田のうどん 750円
 
商店街の中にある、居心地のいいこぢんまりとした店。
ここのうどんは、味噌に比べて醤油が強めでした。
 
店主の方におすすめのうどん屋を聞いたところ、老舗をいくつか紹介してくださいました。
明日の行先がここで決定です。
 
この日のうどんはここまで。この後ユースホステルで一夜を過ごしました。
・・・なぜか他に客が誰もいませんでしたが。
 
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